
ネット通販や実店舗などでクレジットカード決済などを導入する場合、JCBやVISAなどといったクレジットカード会社と契約しなければなりません。
しかし、カード決済の導入にはとても厳しい審査や専用のシステムの開発・管理など、個人で契約するのは現実的に厳しい問題があります。
このような問題に対して、法人はもちろん、個人でも比較的簡単に決済サービスの導入を行なうことが出来るのが決済代行サービスです。

決済代行サービスの仕組みと流れ
代行サービスの仕組みと料金や商品の流れをご確認いただきましょう。
今回はネットショップを例にご説明させていただきます。

上記のように「消費者」「ネットショップ」「代行会社」「カード会社」の四角関係の形になります。
消費者がネットショップで商品の購入を行なう際にクレジットカードを選択した際、消費者とネットショップの間では金銭のやり取りは行なわれず、商品のみのやり取りとなります。
そして、商品の料金などの支払いに関しては、カード会社が消費者より引き落としを行い、そこからカード会社と決済代行会社の手数料が引かれた金額がネットショップ側に入金される仕組みとなっています。

- 消費者がネットショップに商品の発注を行ないます。
- クレジットカード決済を選択した消費者が決済画面よりカード情報等の送信を行ないます。
- 送信された情報はカード会社へ自動で送られ承認依頼が行なわれます。
- カード会社で承認されると、その情報が決済代行業者からネットショップに送信されます。
- ネットショップ側で承認を確認後、消費者に商品の発送を行ないます。
- 商品の発送に合わせて、消費者のカードより料金が引き落とされます。
- 消費者より引き落とした料金から手数料が引かれた料金が決済代行業者に入金されます。
(入金日時は各カード会社で定められている通りです。) - 決済代行業者からネットショップ側に手数料が引かれた料金が入金されます。
(入金日は各代行業者が定めるとおりです。)

上記の8工程で取引は完了となります。
決済代行サービスをご利用になることで、「消費者」「ネットショップ」「カード会社」の仲介を決済代行業者が行なってくれるため、ネットショップの行なう工程は、消費者から注文があった際の商品の発送と代行会社からの入金確認程度となるため、自身で契約を行なうよりもとても簡単になることでしょう。