ひとえに梱包といっても、ネットショップで用いられるダンボールなどの箱に入れ緩衝材を入れるものや、大型で重量のある商品を安全に破損のリスクのないよう頑丈に梱包するものまで様々です。
荷主から依頼される包装形式にあわせた作業が求められるため、経験とアイデアが求められるのもこの業務になります。
特に難しい作業が求められるのが「割れ物」を発送する場合です。骨董品や精密機械・ガラス製品などは少しの揺れや衝撃で壊れてしまったり、使用不可能になってしまいかねません。
そのため特殊な緩衝材などの資材が必要になったり、骨董品など大型の商品は木枠で固定するなど商品ごとに専用のケースを作ることもあります。
もし、ショップでこのような商品を扱うのなら、ご注文者の元まで安全に完璧に届けるために、壊れ物だけでも業者にアウトソーシングすることをおすすめ致します。
数種類の決められた形の箱に入れるだけなら自社物流システムを備えた大規模ECサイトのように作業できますが、そうでないネットショップでは梱包作業を業者へ委託しています。
委託先の発送代行業者では何社ものネットショップと契約し、梱包作業を行います。それぞれ各社に個別の包装方法が要求され、商品によっても「こんな梱包の仕方にして」と特別な作業が求められます。
そのため、発送代行業者では梱包に関するノウハウが豊富に蓄積され、オリジナルの作業フローが確立されていることもあります。
お問い合わせの際に、どのような梱包作業を望んでいるかをフォームの「お問い合わせ内容」に記述いただければ、その作業に対応可能な業者を比較することが可能です。