動画広告ってなに?

近年になり耳にするようになった動画広告ですが、知っているだけで導入していないという方はまだまだ多いかと思います。
動画広告とはなにか、どういった効果が見込めるのか。今後のプロモーションの指針になるような情報とこれまでのネット広告と異なる点についてピックアップします。
これまでのネット広告と動画広告の違い
動画広告は簡単にいうと【ネットとテレビの良いところを取り入れた広告手法】になります。
以下が、従来の広告と比較した動画広告の特徴です。
特に近年ではスマートフォンの普及に伴い、インターネットの利用時間がテレビの視聴時間を超えています。
リスティング広告・バナー広告と並び新たな施策をすることで効果を見込める広告といえるでしょう。

動画広告の種類について
また、動画広告と一口に言っても3つの種類で分けることができます。それぞれ特徴や違いがあるため、自社に合った手法が何かを見極めて選択していきましょう。

Youtubeやニコニコ動画などの動画再生サイト内にて、動画再生の前や途中で広告が流れる手法をインストリーム広告といいます。動画広告の中でも主流のプロモーションになります。
多くの場合、広告のスキップやブラウザを閉じるなどをして視聴を中断した場合には課金対象にならない【視聴課金】という方式をとっています。そのため、広告費を抑えられるメリットもあります。
音声がデフォルトでONの状態で流され、広告視聴開始数秒後にユーザーがスキップ選択できる「スキッパブル広告」と強制的に視聴させる「ノンスキッパブル広告」があります。
また視聴時間は15秒から数分と広告内容によって幅広く採用されています。


従来のバナー広告と同様のプロモーションで、様々なサイトの広告枠に配信されます。インディスプレイ広告・インバナー広告とも言われています。
音声はデフォルトでOFFの状態で流されます。また「一定秒数間マウスオーバーをすることで動画が再生される」といった動的な要素を織り込めることも可能です。


動画広告の中でも比較的新しいタイプのプロモーションになります。ユーザーがWebページをスクロールし、動画広告が画面内に表示されたら動画が再生されるといった仕様になっており、インスクロール広告ともいわれています。
音声はデフォルトでOFFの状態で流されます。主に使用されているのはTwitterやFacebookなどのSNSや、スマートフォンからの流入を狙った施策で取り入れられています。

上記3つの手法の中ではインストリーム広告が多く採用され、近年ではスマートフォンの登場も相まってインリード広告を取り入れる会社も増えてきています。
