無電極ランプの特徴とメリット
無電極ランプは水銀灯と比べ約3分の1の消費電力で同じくらいの明るさを出せますので、 電気代を大幅に削減でき省エネにもつながります。
水銀灯は通常12,000時間程度の寿命ですので、無電極ランプはこの5~8倍以上の寿命を誇り、 これは実験結果でも明らかになっております。発光管内に電極を持たないため、電極が劣化・折損することなく超長寿命が可能となっております。 交換頻度がおよそ10年に1度ですので、保守管理費用の高い施設や工場での活用が効果的です。
水銀灯では点灯から徐々に始動し、最大で約5分後に完全点灯となり、これは消灯→点灯を連続で行う場合でも同じで、こまめな切り替えができなく効率が良くありません。
しかし無電極ランプは瞬時始動できますので、こまめに点灯と消灯を繰り返しても余計な時間がかかることなく、省エネにも貢献できます。
無電極ランプの発熱温度が70~80℃と、水銀灯の300~400℃に比べて約5分の1になっておりますので、空調などの冷房効果を損なうことがなく、省エネや環境に貢献できます。
無電極ランプの明かりは広範囲に照らされるので、分散されて間接光として目に届き、低い電力でも明るく見えます。
また発光するランプを直視できるほど目に優しく、かつ演色性が高く太陽光のように色がはっきりと見え、目が疲れにくいのが特徴です。
無電極ランプは虫が寄ってきやすい紫外線をカットしておりますので、水銀灯と比べ虫がを寄せつけなく、防虫対策になります。
また紫外線が少ないということは商品などの色焼けの防止にも繋がりますので、長時間光にあたる場所では無電極ランプが効果的です。