ビジネスフォンとは?
一般電話と違い、ビジネスフォンはオフィスでの使用に向けにカスタマイズされた機能が沢山あります。
一般のご家庭で使用する電話だと1台に電話番号が1つ設定されている、イコール1回線です。
それに対して、ビジネスフォンは1台の電話機で複数の回線を利用することができます。
例えば、99-0000-0000と99-0000-0001、99-0000-0002という3つの電話番号を一台の電話機で通話することが可能になるのです。もちろん4つでも5つでも機種や設定の仕方プランにより上限はあるでしょうがいくつでも通話できる電話番号を設定することができます。
さらに、社員それぞれのデスクに固定電話を設置したとすると、その全ての電話機で電話を受けることができ、その間空いている電話機で同じ番号にかかってきた着信に応えることが可能になります。
物理的には会社内に設置している電話機の数だけ同時に外線との通話ができることになりますが、その限度を越えると、皆さまも耳にしたことがある「ただいま電話が混み合っております」状態になるのです(これは設定や契約プランによる)。
この機能を実現しているのが、主装置という存在で外線と内線・内線同士を繋いでいるのです。
この小型の交換機が、着信を内線で共有したり、複数の回線を上手く切り替えていく役割をはたしています。
外線着信だけでなく内線も
外からの着信を複数の電話機で共有できることがお分かりいただけたかと思いますが、ビジネスフォンの特徴はそれだけではありません。
社内の電話を内線で結びつけることで社員同時の通話もできるのです。
電話機01と電話機02で業務連絡で通話できるのは感覚的に想像できることかと思いますが、複数内線電話間での同時通話や電話機01と電話機02の通話を電話機03が聞くだけということも可能です。
中規模以上の会社ではたいてい常設されているエントランスの受付電話、これも内線電話に他なりません。
お気づきでしたか?
受付に置いている電話機に内線番号の内の一つを振るれば、来社したお客さんからの通話を内線を通して事務所内の社員が対応することができる。
これが受け付け電話の仕組みです。
外線待機で内線使用
ご自分の席にある電話機で外線と内線を同時に使用することもできます。
例えばこんなケースです。
自分の電話機で代表電話番号にかかってきた着信を取りました。用件は別部署の鈴木さんのクライアントが提案内容に関して質問をしたいというものでした。
しかし、鈴木さんは別部署の社員、しかもその部署はワンフロア上の階にあります。
同じ部署への電話なら一度保留にして、電話ですよと振り向いて声を掛ければ済む話ですが、同じように保留にしてエレベーターを使うのも面倒。
そんなときに外線を保留にして、内線を利用して鈴木さんに電話越しで着信があったことを伝えればOK。このとき外線は待機状態になります。
このように一台で、外線と内線を切り替えて同時に使うことができるのもビジネスフォンの大きな特徴になります。
それ以外の様々な機能
ビジネスフォンが持ちうるさまざまな機能はこれだけに留まりません。
社会のニーズに合わせてどんどん進化しています。
これ以外の機能をご利用になりたい方、機能が付いているのは知っているんだけどどのメーカーのものが一番使いやすいか、または価格が安いかなど気になることがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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