防犯カメラとは
防犯カメラとは、道路や公園、さまざまな施設など不特定多数の人間が出入りする場所に事故や犯罪・災害を防ぐことを目的に設置されたカメラのことを指します。
有事の際は、捜査証拠の確保の効果もあります。
設置者は近隣住民のプライバシーに配慮し、画像の流出を防止するよう徹底した管理を行う必要があります。
従来までの防犯カメラは映像の表示と録画を行うのみでしたが、近年ではネットワークの遠隔監視により応用範囲が格段に広がりました。
防犯カメラは防犯用途のみならず様々な目的で活用されるようになってきています。
システムの基本構成
映像を撮影するカメラ、撮影したデータを送信するケーブル、映像データを保存する記録媒体が基本構成になります。
上記のみの比較的単純な構成をはじめ、目的や設置場所、規模に応じて大規模なシステム構築が必要になる場合もあります。
例えば遠隔防犯システムでは、遠く離れた場所で監視する用途で撮影・記録した映像を電話回線やインターネット網で送るための遠隔伝送装置が必要です。
最近は監視カメラのソフトウェアも開発され、記録や再生、リアルタイムでの監視だけでなく複数台での監視の効率化やアラームなどより防犯カメラを効率よく利用できるようになっています。